- 30代なのにネットカフェ難民してる…
- もういい歳なのにやばすぎる…
最近はネットカフェ難民が社会問題になって久しいですから、そういった悩みをお持ちの方も珍しくないかもしれません。
特に最近は世間を騒がせている例のアレの影響で、生活苦に陥りアパートを追い出されてしまう人も増えてしまいました。
加えて世界的なコストプッシュインフレの波が日本を襲っており、値上げに苦しんでいる世帯も増えています。
必然的に生活が立ちいかなくなり、アパートを追い出されてしまうケースも多いのです。
まぁネットカフェ生活のほうがお金がかかると思いますが、アパートを追い出されると入居の初期費用や初回の家賃を納めることも難しくなってきますからね…。
とりあえず一晩2000~3000円程度で泊まれるネットカフェで、その日暮らしをしている人も少なくありません。
この記事では、30代ネットカフェ難民になってしまった時の対処法についてご紹介します。
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30代でネットカフェ難民の方は少なくない
最近はあなたのように、30代でネットカフェ難民の方は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
先日報道関係の方から聞きました。
ネットカフェ難民の30代の男性。ポケットに150円しかない。その彼がこうなったのは自分の努力が足りなかったから仕方ないと言っていたそうです。
東京、ネットカフェ難民4000人もいるのか
30代男女が多いらしい😲
30代なら(567前なら)抜け出せそうだけど…なんともはや
先日には、ネットカフェ難民の世代層で、4割が30代との調査結果が発表されてたとのことで。
ネットカフェ難民は贅沢!って意見もあるけど、こういう人たちはアパート借りる初期費用なんて払えないのよ。
日雇いで数千円~一万円くらいは持ってるからネットカフェには泊まれるが。
敷金礼金ゼロ物件は増えてるけど保証会社必須だったりで審査に落ちると無理です。
こんな意見が散見されますね。
特に東京は家賃が高い傾向にあるため、アパートの家賃が払えずにネットカフェ難民になってしまうケースも少なくありません。
都内ネットカフェ難民の約4割が30代!
残念ですが、あなたのように30代でネットカフェ難民になってしまう人というのはかなり増えています。
東京都が行った調査によりますと、なんと都内のネットカフェ難民の約4割が30代なのです。
都は2016年11月から17年1月、都内のネットカフェやカプセルホテルなど502店舗や利用者ら約1千人を初めて調査。その利用実態などから、ネットカフェなどで朝まで過ごす人は平日で1万5300人と推計した。回答者のうち4分の1が住居がないと答えたことから、4千人と推計したという。
さらに、該当者のうち363人に面会や書面で調査したところ、98%が男性だった。年代別では30代が39%で最も多く、50代が29%、40代が17%と続いた。44%は「駅や路上などで寝起きすることがある」と答えた。
そもそも東京以外の地方ですとネットカフェ自体少ないですからね。
これを見ているあなたも、東京の方が多いと思います。
都内ならネットカフェも大量にあり、何軒もハシゴすれば店員に顔を覚えられる恐れも少ないですからね…。
ホームレス支援団体に頼るのも手段の一つ
ネットカフェ難民とは言いましても、つまりはホームレスですよね。
一応は住所は実家の住所とか、前のアパートとかの住所が身分証に書いてある方も多いかもしれませんが。
多少の金があろうがなかろうが、定住する場所がないのですからあなたは立派なホームレスだと思います。
残念ですが…。
ですがそうなってくると、ホームレス支援団体を利用できます。
地方ですと少ないですが、東京大阪あたりの大都市なら結構あります。
こういった団体を利用すれば、
- 一時的な住居を手配してくれる
- 最寄りの炊出し(食事の配給)の場所を教えて貰える
- 生活保護申請に同行してくれる
- 仕事を紹介してもらえる可能性がある
などのメリットがあります。
頼れそうなNPO団体
最近はホームレス対策や貧困問題に取り組むNPO団体が増えてきていますので、こういったところに相談すれば申請に同行してくれたりします。
こちらの団体は東京にあり、リーマンショックの時に「年越し派遣村」を開設していた有名な団体で、私もたまに寄付してます。
菅首相「最終的に生活保護がある」や田村厚労相「生活保護はためらわず利用を」と言ってるが
財源豊富な東京でさえ弁護士や支援団体のスタッフなどが同席しなければ申請させない水際作戦をされてしまう
覚えておいて欲しいが、弁護士やもやいのスタッフは無料で同行してくれるよ
そういう制度がある pic.twitter.com/CtULPttKb0
— 相談に乗っている桜井🌺 (@sakurai7715) April 28, 2021
こちらは大阪の団体で、代表が若い女性の方でたまにテレビに出たりしています。
こちらもたまに寄付しています。
⇒生活にお困りの方へ ホームレス状態を生み出さないニホンに|ホームドア相談受付
アンドセンターに宿泊された方の声です。住まいや生活にお困りの方、ご相談は電話・メールでもお受けしております。お気軽にご相談ください。
【メール】soudan@homedoor.org
【電話】070-5439-1715(平日11時〜18時/土曜・祝日13時〜18時/日曜休)#認定NPO法人Homedoor pic.twitter.com/dZwTfft2Ii— 認定 NPO法人Homedoor (@Homudokun) February 23, 2023
こちらも大阪の団体ですが、Youtubeチャンネルで積極的に情報発信したりテレビに出たりしています。
代表の方は強い志を持った人で、相談者が元犯罪者など問題がある方でも見捨てずに助けているので、私が大阪周辺に住んでいたとしたらここに相談してみるかもしれません。
遠方からの相談も受け付けているようです。
生活保護相談・住宅支援の相談は、NPO法人生活支援機構ALL(オール)へ (npo-all.jp)
一人で役所に相談に行っても、担当者次第で心無い言葉をかけられて追い返されてしまう可能性が高いです。
NPO団体も担当者次第の面があるのですが、一人で役所に相談に行くよりはだいぶマシな対応をしてもらえると思います。
とりあえず住所と簡易宿泊所を確保
或いはネットカフェに毎晩のように泊まるお金が少しはあるのであれば、もっと別の手段が取れるかもしれません。
最近は住民票が移せるネットカフェなどもありますし、住所がそこに移せたりします。
あとは連泊で30日泊まる格安プランとかがあるネットカフェもありますね。
「マンボー」とか「メディアカフェポパイ」とかは連泊プラン結構あります。
ただ連泊で割引になっても、どうしても一泊あたり2000円くらいはかかってきますが…。
東京でも郊外やシェアハウスなら月3万円くらいから住める
まぁ最近は多摩市とかの郊外なら普通に2万円代でワンルームあったりするので、お金あるなら保証会社に金払ってアパート借りたほうがいいかもしれません。
シェアハウスに抵抗がない方であれば、月3万円から都内に住むことも可能です。
⇒東京都内に家賃月3万円から住める!保証人不要の【シェアドアパートメント】
寮つきの派遣や期間工の仕事を探す
或いは寮つきの派遣や、期間工の仕事を探すのもいいかもしれません。
工場の仕事なんかは結構寮があったりしますね。
特に最近は人手不足の会社が多く、派遣や期間工なんてなかなか集まらなくなってます。
体力のある若者がへってますからね。
少子高齢化で30代程度ならまだまだ若者扱いですので、採用はされやすいです。
→寮完備!赴任手当アリの会社も!月収30万以上稼ぐなら【工場求人ナビ】
トヨタなどの大手の期間工なら、行くだけで赴任手当や支度金が出たりもします。
一定期間以上勤めれば満了金が出たりもしますね。
とりあえずこういうところで社会復帰を目指すのもいいかもしれません。
収入が低いなら、副業も選択肢の一つ
一応ネットカフェで暮らせているということは、多少の収入はあるのかもしれません。
お金がないとネットカフェにすら泊まれませんからね。
ただ日雇いや単発バイトだと仕事もあるかわからないですし、給料も低めです。
自力でネットカフェ難民生活を脱出するなら、もっと稼がないと追いつかないかもしれません。
ですが幸い、今はネットの普及で手軽に副業もできるようになってきてます。
「クラウドソーシング」あたりなら、未経験スキルなしでも色々仕事ありますね。
私も以前副業でライターやってましたが、月5万くらいは稼いでました。
ネットカフェならパソコンあるでしょうし、クラウドソーシングのライターくらいなら今はスマホでもできますからね。
お金を稼ぐ手段は確実に増えてますので、こういった手段で稼いでみるのも良いかもしれません。
これなら人付き合いが苦手な人でも自営業で独立したりもできますからね。
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可能なら実家に帰ったほうがいいが…
もし頼れる実家があるなら、可能なら頭を下げてでも実家に帰ったほうがいいかもしれません。
そのほうがネットカフェより安上がりでしょうし、住所もありますし。
まぁ30代でネットカフェ難民してる人だと、色々事情があるのかもしれませんが…。
最近は親世代の貧困も問題になってますし、毒親も増えてますからね…。
ただ少し頼めば多少なりとも支援してくれそうな親が健在であれば、頭を下げて頼ってみるのも良いかもしれません。
実家に住まなくても住所を貸してくれたり荷物を預かって貰うだけでも大分助かるでしょうし。
まとめ
30代でネットカフェ難民というのも、案外多いのが実情です。
実は私も1ヶ月くらいある事情でネットカフェ生活してたことありますが、慣れるとそこそこ快適ですからね。
寝にくかったりはしますが、光熱費はかからないしジュースは飲み放題だし。
漫画やゲームもありますからね。
ただ20代ならまだいいですが、30代となると40歳が目前ですし、なかなか洒落にならなくなってきます。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
帝国データバンクの2023年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い旅館ホテル業では75.5%と深刻な人手不足が続いています。
探せば寮つきの仕事があったり、住宅手当が手厚い会社も増えてますからね。
一日でも若いほうが良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。