30代で職業訓練校に行きたい!経験者がメリットや就職の注意点などを語ります

 

30代だけど、今から職業訓練行きたい!

そういった考えをお持ちの方は、今のご時世珍しくないと思います。

 

最近は職業訓練のメリットが知れ渡ってきたこともあり、キャリアの途中で通う人も増えています。

専門学校や大学に行くことと比べて、お金もほとんどかかりませんからね。

しかし就職に結びつくかどうか?となると、コース選びは慎重に考えたほうがいいです。

30代となると年齢制限に引っかかり出しますし、就職に関係ないコースを学んでいる余裕はありません。

私も職業訓練に通っていたことがありますので、説得力のある話ができると思います。

 

このページでは、30代で職業訓練に行く際の注意点や心構えなどを書いていきます。

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30代で職業訓練を受ける人は少なくない

最近はあなたのように、30代で職業訓練を受ける人は少なくありません。

ネットやSNSを見てみても、

こんな意見が散見されますね。

職業訓練はほぼテキスト代のみで通えますからお得なのです。

職業訓練を受けるメリット!職業訓練はこんなにお得!

職業訓練はまだまだ知名度が低いのか、名前すら知らない人も少なくありません。

しかしこんなお得な制度はありませんので、みんなもっと積極的に利用したほうが良いと思います。

職業訓練を受けるメリットを解説しますので、参考にしてください。

職業訓練は格安!入学金や授業料はほぼタダ、テキスト代のみ

職業訓練というのは、専門学校や大学などと違い、就職のためのスキルや知識を身につけるための機関です。

国や自治体が運営、又は民間に委託しているので、学費は格安か無料です。

テキスト代のみ実費負担、みたいなところが多いですね。

 

ただこれも訓練校によりますし、1~2年と長い職業訓練だと流石に数十万円くらいかかってきたりします。

それでも専門学校に通うよりは大幅に安いので、安く通うことができるのです。

職業訓練に通うことで、むしろお金が貰える可能性がある!

前職で雇用保険をかけていた方の場合は、条件を満たせば訓練期間中は失業給付が延長されます。

失業給付が既に終わっていたり、雇用保険をかけていなかった方でも、条件を満たせば月に10万円の職業訓練受講給付金が貰える制度もあります。

金銭的にもお得なんです。

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自治体のホームページや、ハローワークなどの就職相談機関などでも、案内のチラシが置いてあります。

受講したいコースが決まったら、ハローワークの窓口でその旨伝えて、受講を推薦してもらう必要があります。

自分の経歴なども説明して「このコースを受けて、こういう仕事に就きたい!」というキャリアイメージを伝えられれば大丈夫です。

一年中何かしらの職業訓練コースが募集されている

専門学校や大学と違い、入学時期は4月に限りません。

一年中何かしらのコースが開講されています。

なので、思い立ってスムーズに行けば、1~2ヶ月後くらいには学校に通い始めることも可能です(試験はありますが)。

 

しかし最近は世間を騒がせている例のアレの影響で、職業訓練はかなり人気になってきているようです。

倍率も高めになってきているようなので、一度落ちても何度か応募してみると良いかもしれません。

ブランクがある人は空白期間対策に使える

あとは主婦やニートの方など、経歴にブランクがある人にも職業訓練はメリットがあります。

履歴書の空白期間は「職業訓練を受けていました!」と説明できるので、空白期間対策に使えます。

今は人手不足の会社が増えているとはいえ、ブランクがあると書類の段階でバンバン落としてくる会社が多いですからね。

職業訓練を受ければニートの定義からも外れますので、世間体も良くなります。

ニートや引きこもりの方の場合は社会復帰のリハビリに使える

あとはニートや引きこもり生活でだらけてしまっている人の場合、職業訓練は社会復帰のリハビリに使えます。

昼夜逆転生活になっている人も多いですが、早寝早起きの生活をしないと職業訓練校にそもそも通えません。

毎日早寝早起きして職業訓練校に通うことで生活リズムも整い、体力も取り戻すことができます。

クラスメイトと会話すればコミュニケーション能力も取り戻すことができるでしょう。

 

私も実際に職業訓練を受けたことがありますが、クラスメイトには何年もニート引きこもりをしていた人もいました。

しかし職業訓練がきっかけで正社員になっていましたので、ニート引きこもりの方には特におすすめです。

職業訓練校の注意点!就職に直結するかは注意すべき

職業訓練校のメリットを解説してきました。

しかし職業訓練を受けて就職できるかどうかはコースによりますし、注意点もあります。

職業訓練で就職を目指す際の注意点を解説しますので、参考にしてください。

就職を目指すなら通うコースはよく考える必要あり

しかし、そんな美味しい職業訓練なんですが、通うコースについてはよく考えた方がいいでしょう。

というのも、あまり就職に直結しないようなコースもあるからです。

或いは学んでも、20代ならいけるだろうけど30代以降で未経験だと採用して貰えないようなコースもあります。

30代以降の未経験人材でも就職に結びつきやすいコース

大体日本全国で開講されてて、就職に結びつきそうなのは

  • 介護系
  • 工業系
  • 自動車整備系
  • 住宅内装、外装系
  • 一般事務、医療事務系(女性なら)

このくらいですかね。

 

私は介護系の講座に通っていましたが、普通に何社も内定貰えました。

そもそも人手不足業界なので、40代50代の方でも最初はパートや契約社員で、その後正社員になってましたが。

介護職は薄給と言われていますが、東京などの派遣単価が高い地域で、夜勤専従でかけもちすれば月50万円以上稼いでいる人もいらっしゃいますね。

↓この介護マンガに出てくる派遣社員の方は、夜勤をかけもちして年収800万円以上稼いでいるようです(笑)。

派遣介護士「最強説」は本当か? | 介護職10年目じぶん働き方改革はじめました!(5) | We介護 (ten-navi.com)

Twitter見たらマジでこういう人いるようですね…。

やっぱり仕事が多くて交代勤務で稼げる可能性がある仕事となると、介護系か工業系になってくると思います。

IT系は30代以降で未経験だと厳しい!

プログラマ系とか、WEBデザイナー系のコースもありますが、30代となると結構厳しいかもしれません。

最近はエンジニアも人手不足になってきているので、30代前半くらいなら比較的採用されやすくはなってきているようですが。

IT系は技術の流行り廃りが激しいので、自分から勉強して成果物を見せて積極的にアピールしていかないと厳しいかもしれません。

SNSなどを見ても「最近30代40代以降の未経験エンジニア希望が増えてるけど、受ける前に勉強すらしない人がほとんどで全部落としてる」みたいな話はよく見ます。

30代以降でIT系に行くなら、自分から勉強して成果物があると採用されやすい

しかし自分から成果物を作ってアピールできる人材なら、中小のIT企業なら割と入社しやすいかもしれません。

最近はクラウドソーシングなどでもIT系の仕事を受注できるため、これを実務経験と言い張って実績を作り、転職を目指す方法もあります。

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エンジニアの人たちにはクラウドソーシングって単価安くてバカにされてますが、これで未経験から実績作って転職したりフリーエンジニアになった知り合いが身近にいるので、使い方次第だと思います。

エンジニアの人って性格悪い人が多いのか「こんなの実務経験じゃない!」なんて言う人もいますが、フリーで定期的に受注できてるなら立派な実務経験ですし、実際それで知り合いが転職成功してます。

 

IT業界はスカウト採用が結構多いので、SNSやブログなどでポートフォリオ的に成果物を上げておいて「仕事探してます!」とか書いてると結構オファー来ますよ。

私もこのブログの他に技術系のブログをやってますが、たまにオファー来ます。

でもそういうスカウト系って運次第な面があるので、一般論では「30代未経験だと厳しい」としか言えないんですよね。

普通に求人見て応募して……ってルートでしか転職したことがない人が大多数なので、こういうルートの転職活動ってまだまだ話がネット上にも少なく、諦めてしまいがちな傾向にあります。

ブルーカラー系の仕事は就職しやすい!現場労働者は常に人手不足!

上でも述べましたとおり、職業訓練を受けても就職しやすいのは大多数がブルーカラー系の仕事です。

オフィスで働きたいとか、ホワイトカラーがいい!って人だと結構難しいかもしれません。

とは言っても、最近はブルーカラー系の仕事の方が食いはぐれがなかったり、残業次第で稼げたりもしますが…。

ホワイトカラーだからといって稼げるわけでもないですし、最近は若者がドカタや鳶職などの職人系の仕事をやりたがらないため、単価がかなり上がってますね。

ただ、スーツ着る仕事をしたいとか、プライドが高すぎる方だと厳しいかもしれません。

 

介護系の職業訓練は私も受けましたがクラスメイトの40代50代の方でも就職できてました。

あとは知り合いが建築系の職業訓練を受けてましたが、職人系は深刻な人手不足なので就職には困らなかったようです。

建設躯体工事の職業なんて有効求人倍率10倍前後ですし、つまりは1人に10件の求人があるということですw

最近はどこの先進国も高学歴化が進み、現場労働者は人手不足になってきているため、ブルーカラー労働でいいなら仕事には困りません。

「疲れた!モラトリアム期間がほしい!」なら絶対お勧め

職業訓練を受けたい人の中には、こういう人もいるかもしれません。

上でも述べました通り、職業訓練に通い出すと月10万円くらいの給付金が貰えたり、条件を満たせば失業給付が延長して貰えたりします。

なので、社会人のモラトリアム期間としてはかなり貴重なんですよ。

まあ失業保険自体はそういう人のためにあるわけではないという建前なので、リアルでは言わない方がいいですが…。

  • 「半年~一年くらい休みたい!」
  • 「しばらく働きたくない!」
  • 「ゆっくりしながら今後の人生を考えたい!」

という方であれば、職業訓練は大いにお勧めできます。

 

条件満たせば定期収入を確保しながら学校に通えますし(給料よりだいぶ下がるとは思いますが)。

職業訓練校なんて大体16時くらいには終わりますから、自分の時間も確保できます。

これからの勉強やキャリアアップのためにも、充電期間として使えるんですね。

日本にはバカンスのような長期休暇制度もありませんから、こういう形で人生の夏休みを作るのはアリだと思います。

 

この場合、できるだけ長いコースを選んだ方がいいでしょう。

半年~一年くらいの長いコースもありますので…。

ダラダラ無職やってる人なら、人生を変えるきっかけになるかも

一番お勧めしたいのは、こういう人です。

  • 「何年もニートやってる」
  • 「空白期間が何年も延びてしまった」
  • 「社会復帰のきっかけがほしい!」

こういう人の場合は、職業訓練がいい社会復帰のきっかけになる可能性があります。

実際、私の知り合いでいますし、私が通ってた職業訓練校にも、ニートの方が何人かいました。

全員、職業訓練がきっかけで仕事探して、形は違えど正社員になれてましたね。

 

というか国も、こういう非労働力人口が社会復帰して納税してくれればありがたいです。

国がせっかく作ってくれた制度ですから、積極的に利用しましょう。

職業訓練がきっかけで無職ニートを脱出できる人も多い

やはり無職やニートになってしまうと、毎日通う場所がなく居場所もありませんし、孤独になってしまい行動ができなくなります。

職業訓練なら、一応仲間もできて居場所もでき、規則正しい生活も身につきます。

社会復帰のきっかけになるんですね。

というか、職業訓練を受け始めた時点でNEETのEとT、つまり学業とトレーニング(職業訓練)はやり始めるわけですから、ニートではなくなります。

これだけでも多少は自信がつく人はいるでしょう。

 

とにかくダラダラ無職やニートをやっていても、日に日に堕落いていくだけで、いいことなんて一つもありません。

そういう方であれば、一刻も早くハローワークに行きましょう。

そしてどこでもいいから、できるだけ長い職業訓練にでも申し込んで、規則正しい生活と社会復帰への第一歩を踏み出し始めることを強くお勧めします。

そういう方の、社会復帰のための更生施設的な意味合いも少なからずありますからね。

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まとめ

一般的には、30代で職業訓練行きたいなんて言うと、

  • 「今更何を学ぶつもりだ!?」
  • 「みんな真面目に働いてるのに、自分は遊ぶつもり!?」
  • 「無駄だから辞めろ!」

なんて止めようとしてくる人が多いかもしれません。

無職やニートの人の社会復帰の第一歩とかでもない限り。

 

ですがまあ、今なら仕事たくさんあるので、選ばなければ仕事なんて見つかります。

帝国データバンクの2023年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い旅館ホテル業では75.5%と深刻な人手不足が続いています

労働人口は年々減少していくのは確定ですから、リーマンショック級の不況が来て一時的に悪化することはあっても、このトレンドは変わりません。

最近は外国人労働者にも日本企業は魅力がなくなってきているため、これから人手不足はさらに進むでしょう。

まぁ職業訓練受ければお金と時間が確保できる可能性が高いので、人生のチャンスと捉えてやってみるのもいいかもしれません。

深刻な人手不足!転職で人生を変えるなら今がチャンス

最近は人手不足の会社が増えているため、良い会社に転職して人生を変えたいなら今がチャンスです。

帝国データバンクの2023年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い旅館ホテル業では75.5%と深刻な人手不足が続いています

日本は少子高齢化による人口減少局面に入っているため、働き手が急速に減り深刻な人手不足に陥っているのです。

最近は中国や東南アジアも経済発展し人手不足に陥ってきているため、世界的な人材争奪戦が起きつつあります。

 

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