- 30代で会社が倒産してしまった!
- これからどうしよう…
そんな悩みをお持ちの方は今のご時世珍しくないと思います。
最近は日本も経済的に凋落してきており、会社が倒産してしまうケースは珍しくありません。
格差社会とは言われていますが、企業間の格差も広がってきており業績不振の会社も珍しくありません。
企業の寿命な年々短くなってきていると言われており、人間の寿命の延びと反比例しているのです。
必然的に、30代程度で会社倒産の憂き目にあう人も珍しくなくなってきています。
しかし30代となると転職が一般的に言えば難しくなってくると言われていますし、倒産なんてしてしまったらこれから先かなり不安だと思います。
この記事では30代で会社が倒産してしまった時の対処法について紹介しますので、参考にしてみてください。
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30代で会社倒産を経験する人は珍しくない
最近はあなたのように、30代で会社倒産を経験する人は珍しくありません。
ネットやSNSを見てみても、
ベンチャーあるある:
会社が急になくなる第二回 35歳男性の転職歴
~倒産は突然に、それがベンチャーだと知る~ | https://t.co/g31wrikgcg— うりぼー@ピロリ菌の薬飲む (@marketing_0706) December 17, 2022
うちの会社はすごい💴いいんですけど最近業績マジでヤバく、このままだと倒産するので若手でなにかできないかという若手社員からの決起メールが来た(私ギリ30代のため送られた)!私なら転職する!もうすぐ辞めるけど!退職金満額出るうちに辞める!ごめん!って気持ち!!
— ウニ@読書とごはん (@uni_1900) April 21, 2023
まあ職歴見て倒産が理由なら変に思われはしないと思うけど
30代ならまだまだ若いよ〜— 野乃苺✪FF14柚木葵 (@Gonono15) April 7, 2023
私も30代ですが、会社が倒産しかけそうだったので、自立しないとと思いました!
なので、一つの会社にいるとヤバいと実感しております😅
— やーしー@本とスキルで努力迷子サポート (@yaasi_work_book) February 28, 2023
もうすぐ終わる僕の30代へ。
会社が倒産したり、家族が増えたり転職したり、いろいろあってお疲れ様でした。お天道様に顔向けできない程のことはなかったので、つまりは満点でしょうよ。もうすぐくる40代の私へ。
いろいろご苦労おかけしますが、あんじょうよろしくお頼み申します。— タロウ (@t_ysp) February 20, 2023
こんな意見が散見されますね。
これからは更にグローバル競争が激化していくため、倒産してしまう会社も増えていくかもしれません。
30代で会社が倒産!どうしたらいい?
今の世の中は何が起こるかわかりませんので、30代で会社が倒産してしまうなんていうケースも珍しくありません。
社会の変化のスピードも速くなってきていますからね。
時代の変化についていけない企業は容赦なく業績悪化し、倒産の憂き目に遭ってしまうんです。
30代で会社が倒産した時の対処法について紹介しますので、参考にしてみてください。
未払いの給料が支払われるか?確認
会社が倒産してしまったのは仕方がないですが、それから先生活できるかどうかが問題です。
一番心配なのは、未払の給料が支払われるかどうかということでしょう。
特に今は生活が苦しい世帯が増えてきており、約3割の世帯は貯金ゼロとも言われています。
給料が未払いのまま倒産になってしまうと、給料が支払われずに生活していくことができませんからね。
未払の給料が支払われるかどうか確認しましょう。
会社が倒産してしまったとはいえ、会社の社長や経営陣などがいるのであれば、聞けば教えてくれると思いますし。
通常労働者の未払い賃金は優先的に保障されるようになっていますので、会社に資産が残っているのであれば、優先的に保障される可能性が高いです。
倒産した会社にお金がなくても、国が未払い賃金を立て替えてくれる
ただそもそも倒産するような会社ですと、資産がない、預貯金もないというケースが多いです。
ですがそういった時に未払の給料を立て替えてもらえる制度があります。
未払賃金立替制度を利用すれば、国が立て替えて未払い賃金を支払ってくれます。
これは給料だけではなく退職金の一部も含まれます。
会社に資産が無く給料が支払われなそうであれば、労働基準監督署に相談に行ってみてください。
倒産の場合は有利に失業保険が貰える
30代で会社が倒産してしまったなんてなると、これから先生活はどうして行ったらいいんだと不安になってしまいがちですが…。
倒産の場合は有利に失業保険をもらうことができます。
非自発的失業者ということで特定受給資格者となり、自己都合退職に比べて有利に失業保険がもらえるんです。
もらえる期間も自己都合退職に比べて長めですし、待機期間もなくすぐに失業保険の対象になります。
ただ雇用保険をかけていた方限定ですが…。
倒産するような会社ですと、雇用保険もかけてくれていなかったブラック企業前珍しくないでしょうし。
雇用保険をかけていなかった場合でも、職業訓練を受けることで条件を満たせば、職業訓練受講給付金がもらえる可能性があります。
⇒職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
すぐに再就職活動を始める
30代で会社が倒産してしまうような状況は珍しくないと思いますが、そのままダラダラ落ち込んでいるわけにもいきませんからね。
すぐに再就職の活動を始めた方が良いかもしれません。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて仕事も多い傾向にあります。
帝国データバンクの2023年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い旅館ホテル業では75.5%と深刻な人手不足が続いています。
まあ今ならば倒産した会社よりも良い会社に行ける可能性も高いので、倒産をチャンスと捉えて良い会社を探していけばいいのではないでしょうか?
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職業訓練でも受けて別のキャリアを目指す手も
後はこの倒産で失業したことをチャンスと捉えて、キャリアを変更していくという手もあります。
いっそのこと、職業訓練でも受けてみるというのも手段のひとつです。
入学金や授業料はほぼタダで通うことができ、新たな分野の資格やスキルが身につく可能性があります。
負担する金額はテキスト代1万円前後ぐらいのことが多いですね。
条件を満たせば、訓練期間中は失業保険が延長して貰える
通常であれば、会社が倒産したとなったら失業保険をもらうと思いますが…。
職業訓練校に通えば、訓練期間中は失業保険を延長してもらうことができます。
訓練期間が長い訓練校ですと、半年とか1年近いものもありますので、そこそこ長い期間もらうことも可能です。
ただ条件がありまして、職業訓練受講開始までに一定の受給日数を残しておく必要があります。
これについては失業保険の付与された日数と、給付制限があるかどうかで必要な日数が変わってきます。
一度ハローワークに相談に行くと良いでしょう。
⇒職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
これを機に仕事の多い都会に引っ越して仕事を探す手も
会社が倒産してしまうと落ち込んでしまうと思いますが、人生の方針変更をするには良いチャンスとも言えます。
特に地方に住んでいる方ですと、これを機会に仕事の多い都会に引っ越して仕事を探すという手もありますね。
東京などの都会に住んでいる方であればいいですが、地方となるとこれから更に衰退していきますし。
まあ都会であれば、倒産したところで、仕事なんていくらでもありますからね。
地方となると本当に給料が安くろくな会社がなかったりしますし。
正社員なのに手取り10万円ぐらいしか稼げないような会社も珍しくありませんからね。
これから先地方は更に衰退
ちなみにこれから先地方は更に衰退していくことが確定しています。
少子高齢化による人口減少による過疎化で、更に地方の衰退のスピードは上がっていきますからね。
2040年には約半数の自治体が人口減少で消滅の危機に陥るという試算も出ています。
今はまだあなたは30代で比較的若いですし、地方でもまだ高齢者世代が存命なので踏ん張っていますが…。
これから先はマジでゴーストタウン化して仕事すらなくなっていく可能性があります。
早めに都会に引っ越して良い仕事を探しておいた方が良いかもしれません。
東京でも郊外なら単身用物件が二万円台からある
ただ都会となると家賃が高いのがネックですが…。
ファミリー向けの物件は高いですが、東京でも多摩市などの郊外であれば、単身用物件が2万円台からあります。
シェアハウスに抵抗がない方であれば、月5万円くらいから都内に住むことも可能です。
⇒東京都内に家賃月3万円から住める!保証人不要の【シェアドアパートメント】
まあ30代となるとすでに結婚していたり、住宅ローンを組んで家を買っている人ですと厳しいですが…。
上で述べたようにこれから先は地方は更に衰退していくので、地方で不動産を買ったり定住することを30代程度で決めてしまうのはかなりリスキーです。
最後の自由時間になる可能性もあるので、行きたいところに旅行に行っておく
30代で会社が倒産したというのは、ある意味あなたの人生にとってはチャンスかもしれません。
これから仕事を探すと思いますが、30代程度となるとこれから先はどんどん転職が難しくなっていく年齢ですからね。
もう倒産して無職になるなんていうことは、これからの人生でほとんどない可能性が高いです。
これから年金ももらえるか怪しいので、定年後再雇用されたりすぐに仕事を探さなくてはいけないなんていう状況に陥る方も多いですからね。
最後の自由時間になる可能性もありますので、行きたいところに旅行に行っておいたりした方が良いかもしれません。
働いていたらそんなに長期間の休みなんてありませんし、なかなか遠くに長期間の旅行に行くというわけにはいきませんからね。
まあお金がない人ですと難しいですが、多少無茶をしてでも今しか行けない可能性もありますので、やれることをやっておいた方が良いかもしれません。
30代は親も高齢に!この機会に実家の片づけをしたほうが良いかも
これはついでのことですが、30代で会社が倒産したということは時間に余裕ができたということです。
できることをやっておいた方がいいと思います。
30代となるとそろそろ親も高齢になってきている方が多いのではないでしょうか?
まだ元気だと思ってるかもしれませんが、病気などを患うと急速に老けてしまいますし、いつどうなるか分かりません。
親が亡くなると相続が発生してしまいますからね。
相続が発生すると、貯金や借金を調べて、相続するかどうかを決めるのですが、問題は不動産です。
実家が賃貸であればいいですが、持ち家の場合は実家をどうするんだという問題が発生します。
売ろうにも最近は地方の不動産はなかなか買い手もつきません。
今のうちに実家の片付けなどをしておいた方が良いかもしれません。
片付いていれば色々な用途で利用することもしやすくなりますし、リフォームなどもして住みやすくなります。
取り壊すにしろ売るにしろ、家財は片付ける必要がある
ちなみに不動産については、取り壊すにしろ売るにしろ家財道具が片付ける必要があります。
裁判所に差し押さえられた競売物件などですと、家財道具がそのままになっていたりしますが…。
普通に売ったりするのであれば、何もない状態にする必要があります。
それに取り壊すにしても最近は分別が厳しくなってきていますので、全て家財道具は片付けの必要があります。
以前は家財道具が中にあるまま取り壊し全部持って行ってくれたんですが、今はそういうわけにはいきません。
特に親が高齢ですと、ゴミ出しも億劫になって物を溜め込んでいる可能性もありますので、心当たりがある方は早めに片付けを始めておいた方がいいと思います。
仕事を探したら忙しくてこんなことやってる暇はありませんし、親が亡くなったら業者に何十万円も払って片付けてもらう羽目になる可能性もあります。
あまりにものを溜め込んでいたり敷地が広い場合は、100万円を超える金額になったりしますからね。
相続放棄しても管理義務は消えない
ちなみに実家などの不動産については相続放棄をしても管理義務が発生します。
管財人が選定されれば管理義務を免れることができますが、管財人の選定を申し立てるために裁判所に予納金を納めなければなりません。
数十万円~100万円程度かかる可能性が高く、毎月管財人に管理費などの手数料を払う必要があります。
結局不動産は手放すことができなければ固定資産税が発生したり、相続放棄をしても最低限のメンテナンスはおこなっていかないと何かあった時にあなたに賠償責任が課されたりします。
会社が倒産して時間に余裕があるうちに、実家が持ち家の方は対策を考えておいた方がいいと思います。
家にいると、だらけるので職探し中はエア出勤するのも手
会社が倒産してしまった場合、突然仕事をしなくてもいい身分になりますので、家でだらけてしまう傾向にあります。
ただそんなにダラダラしていたら再就職が遠のいてしまいますからね。
家にいるとだらけてしまうようなずぼらな方の場合は、無職で職探し中はエア出勤をするのも良いかもしれません。
まあありがちなのは図書館などに頻繁に通うことですね。
それでも履歴書や職務経歴書を書いたり、スマホで転職サイトを閲覧したりすることもできるでしょうし。
家にいるとどうしてもだらけてしまったり、これからどうなるんだろうと不安になってきてしまいますからね。
それなら外に出ていた方がまだなんぼか気は楽だと思います。
少子高齢化で30代は若手扱いされる傾向に!倒産をチャンスと捉え良い会社を探そう
30代で会社が倒産してしまったなんてなると、かなり落ち込んでしまうと思いますが…。
これから先日本経済は更に落ち込んでいきますので、珍しい話でもなくなってきます。
今はあのトヨタでさえも「終身雇用を維持するのは難しい」なんて言い出していますからね。
まあ考えようによってはチャンスなのではないでしょうか?
帝国データバンクの2023年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い旅館ホテル業では75.5%と深刻な人手不足が続いています。
今は少子高齢化で日本人の平均年齢も46歳を超えてきており、30代程度はまだまだ若手扱いされる傾向にあります。
というか少子化で20台30代程度の若手人材がそもそも人数が少ないですからね。
今ならば以前では考えられなかったような良い会社にも入りやすくなってきています。
失業率も低迷しておりライバルが減ってきていますからね。
まあ会社が倒産したのは仕方ないので、倒産をチャンスと捉えて良い会社を探していくと良いかもしれません。