- 会社に30代がいない!
- ついでに40代もほとんどいない!
- 20代と50代以上がほとんど!
そういった会社は今のご時世少なくないと思います。
リーマンショックや就職氷河期の頃は採用を絞っていましたから、あなたのような会社は少なくないと思います。
30代だけではなく40代もいないケースが多いですね。
そういう会社だと20代の上は一気に50代になったりして、社員の年齢構成がいびつになっていたりしますが…。
この記事では、30代がいない会社の特徴を解説します。
30代がいない会社は少なくない
最近はあなたのように、30代がいない会社は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
ほんとに30代がいないもしくは激少な会社はまともじゃない
弊社— [地味子] (@0906fk) July 16, 2023
ヤバい会社は30代がいないってツイートみて「え?弊社の会社紹介?」って思った やっぱりやばいよね うちなんて新卒数年とおじいちゃんだよ
— ヌッコ (@__BRC08) March 25, 2023
とはいえ弊社はロスジェネの煽りで30代がいないしここで若手の首を切ると会社として死ぬ気がするんすよね
— Helarctos malayanus (@HelarctosM) April 16, 2020
私だけかも!!!
私より下かアラフィフばっか!!!
の間違えです笑
若い子はホント高卒や大卒って感じですね!
辞めるのもばり早いですwww
— リセット症候群. (@S_o_Sama) April 20, 2023
基本的に社員に20代30代がいない会社はヤバいなって思ってる。
ウチも態度デカい40代半ばパートと、正社員は50半ば~60半ばしかいない。
— ヒロ (@fun9zbs) January 26, 2022
こんな意見が散見されますね。
なんか見てると30代がいない会社ってろくでもない会社が多いのでしょうか…?
20代も寄り付かずすぐに辞めていくケースが多いようですね。
30代がいない会社の特徴!こんな会社は若手と中高年以上しかいない!
私も色々な会社を経験してきましたが、30代~40代あたりがいない会社は多いですね。
就職氷河期はもう30年くらい前の話なので、会社の寿命を考えてもその後のリーマンショックで採用しなかった会社が多いのかもしれません。
30代がいない会社の特徴を解説しますので、参考にしてください。
就職氷河期に新卒採用しなかった
30代がいない会社というのは、就職氷河期に新卒採用をしなかった会社が多いです。
就職氷河期は余波がかなり長引いてその後のリーマンショックあたりまで尾を引いていたので、30代~40代あたりまで影響が及んでいますね。
このあたりの世代は全くいない会社も多く、少子化の原因ともいわれています。
氷河期世代は新卒で就職できる人が少なくて、その後も就職困難であったということは、今の40代は「その職場において代わりの人員がいない」状態。まるで砂時計のくびれのように40代がいない。負担が凄い。人手がないって言われるが、あの時雇って育てて保障してやらなかったツケが今きてる。
— なぐも (@nagumon04) August 31, 2019
少子化の経緯
・20年前に氷河期世代を自己責任で切り捨てる
・同時期に派遣業が拡大。若い非正規が大量発生
・ボリュームゾーンなのに自己責任で誰も救済せず
・20代は結婚どころじゃなく第三次ベビーブームは泡と消える
・そして20年後の今。少子化の原因は若者世代の低所得が原因と断定。今更焦る。 https://t.co/lo0bpscAWQ— ぞの先生 (@zonosenseidayo) June 13, 2023
自己責任とか言って切り捨てておいて、少子化や生活保護費増大で連帯責任になっているのはアホとしか言いようがありませんね…。
中国や韓国企業に抜かれていき、日本の技術力が見劣りするようになってきたのもこのあたりが原因でしょう。
リーマンショックでも新卒採用しなかった
30代がいない会社というのは、就職氷河期だけでなくリーマンショックでも新卒採用をしなかった会社が多いです。
就職氷河期で採用しなかったのですから、その次の大きな不況であるリーマンショックでも採用するはずがありません。
おはよー!
眠いなんかさー、面接地獄でしんどいのですが!!
ってか、どの会社も30代が少ないんだねー、リーマンショックでの氷河期の影響は大きいんだなーって
ほんと景気が人の人生を左右するね
今日もがんばろー
— 七堂 結衣 (@shichidoyui) August 29, 2022
自業自得とはまさにこれ。
ITは30代少ないね。
リーマンショックで採用絞ったり新人辞めさせたりしたら当然そうなるわな。 / 「40代前半の層が薄い」人手不足に危機感 旭化成社長 (朝日新聞デジタル)https://t.co/nUVrvO5L1p #NewsPicks— raiダイス🎲 (@raixyz) December 8, 2017
コロナショックでも新卒採用を絞りリストラした
30代がいない会社は、コロナショックでも新卒採用を絞り、むしろリストラをしたケースも少なくありません。
この頃に大規模リストラをしていた会社は、今は深刻な人手不足に陥っているようです。
いい気味ですね(笑)。
ワイドショーから。
観光や飲食業の人手不足が問題化してる‼️って。
コロナで従業員やバイトの首切りして、今度は戻って来ない、とか人手不足だとか……。苦しい時に面倒見とくとか手を差し伸べるとかしないで冷たい対応したんだから自業自得と私は感じました。曲がった考えかな~~?— トップガン 避難垢マーベリックF-35B (@669gvhcvX04ofvR) May 11, 2023
コロナ禍では首切り、観光需要戻って来たら人手が足りないとか、勝手なことばっかり。
宿泊業に限らずですが。
時給1350円でも集まらない… 人手不足のホテル業界【WBS】(テレ東BIZ)#Yahooニュースhttps://t.co/tYiHhnpRVB— 靄の中 (@sua269598459781) June 2, 2023
航空会社がコロナの時に地上勤務の社員を切ってしまったから地方空港の直行便があまり回復してないみたい。要は人手不足
JALやANAは海外の航空会社に比べて株価の回復力が低い
— ABC Trader (@ABC87791035) April 15, 2023
今しか見ていないキリギリスのような会社は、今後は人材の獲得ができずに淘汰されていくでしょう。
新人を育てようとせず即戦力を求める
30代がいない会社は、新人を育てようとせず即戦力を求めてくる傾向にあります。
そもそも30代がいないようなブラック企業に、そんな優秀な人材が来るはずがないのですが…。
冷たい言い方かもですが、
いまの40代を期限付き採用で使い捨てにした報い、にしかみえなくて。
景気悪いから採れないのよゴメンね、と散々言われました。
不景気でも、長期的に考えて採用していれば、人手不足にはなってなかっただろうと思いますが、それさえ難しかったのか。— yukimare11 (@yukimare11) June 30, 2021
即戦力ばかり求める企業はまさにそれ。
他社に育成してもらおう、って魂胆のフリーライダー。— insulated truck運転手 (@phoenix_corner) June 17, 2023
こういった横着しているダメ企業は、今後は人材の獲得ができず淘汰されていくでしょう。
若手の離職率が高い
30代がいない会社は、若手の離職率が高いです。
こういう会社はクッションとなる30代~40代がおらず、20代の若手と50代以上のおっさんしかいません。
ジェネレーションギャップが激しすぎて、中高年社員は昔ながらの「甘えるな!」の精神で若者に接してしまい、退職代行などを使ってすぐさま逃げ出していきます。
Rt
夫の職場も20代と50代しかいない印象。30代いても中途採用とか。人事部の友人も40代がいない、上昇気質がない、すぐパワハラって言う…て嘆いてた。ホテル関係者も。みなさんのため息で発電所できそう。私は身内の、小さな事でため息ついてる…— ももも (@gRrmdev29RHktyk) October 23, 2022
会社側は他社が育てた即戦力の30代を奪い取ろうとしますが、ちょっとした不況で採用を絞るようなダメ企業にそんな優秀な人材は来ません。
若手と中高年社員で派閥が別れがち
30代がいない会社は、若手と中高年社員で派閥が別れがちです。
というか年代が違うとジェネレーションギャップが大きすぎて価値観も合わず、必然的に同じ年代の社員と固まる傾向にあります。
他の部署の人もそうだけど
みんな50代でその下が
いきなりあたしとか30代になって
40代がいないから
20代30代に
当たり散らかしやすいんだっていわれて
あー納得ってなる— みぃ (@cpomu91) June 14, 2022
特に長幼の序を重んじる儒教の影響が強い日本や中国韓国では、こういった影響は強いでしょうね。
30代がいない会社はあまり良くないかも…転職も手段の一つ
30代がいない会社の特徴を解説してきました。
正直なところ30代~40代がいない会社というのは、あまり資金力がなかったり、目の前のことしかかんがえていない刹那的な会社が多いです。
「30代がいないなら他社が育成した即戦力を奪ってやろう」なんてフリーライド思考の、モラルが欠けた会社が多いですし。
正直なところあまり良い会社ではないのでは…。
今の会社に不満がある場合は、いっそ転職を検討するのも良いかもしれません。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
帝国データバンクの2023年7月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報サービス業では74%と深刻な人手不足が続いています。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
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まとめ
30代がいない会社は今のご時世多いですが、やはりあまり良い会社はないかもしれません。
就職氷河期やリーマンショックでも、良い会社は人数は少ないながら新卒採用してましたし、既卒や第二新卒でも積極的に採用しようとしていました。
30代がいない会社は、そういった取り組みもせずに今しか考えていなかったキリギリスのような会社が多いでしょう。
年齢構成が歪だと、社員間の意思疎通も乱れがちで無用なトラブルを招くこともあります。
まぁ今の会社に不満がある場合は、転職を検討するのも良いかもしれませんね。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。